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農場だより

土壌の酸度調整2018.02.26

畑についた足跡

畑についた足跡

凍結・乾燥を繰り返し、農場の表土はアポロ11号が着陸した月面のようにサラサラになっていました。こうなるとマルチ(黒ビニールシート)を押さえている土も軽くなり、八ヶ岳おろしの強い風を受けたマルチはパタパタと剥がれ、靡いて(なびいて)しまいます。

風でなびく黒マルチシート

風でなびく黒マルチシート

越冬ハーブの多い第2圃場はこの日ほぼ全畝でマルチの再施工を必要としていました。これが大変!寒風の中でも汗だくです。

1月に堆肥散布と耕うんを行った第1圃場は、2月に消石灰の全面散布を行いました。日本の土壌は自然に酸性になっていきますので、ハーブのためには酸度調整を行う必要があるからです。

防備しての石灰散布

防備しての石灰散布

10kgほどに小分けした消石灰を散布箱に何度も移し替えて歩きながら圃場に散布していきますが、この石灰は強アルカリ。防備をして風向きに気をつけなければなりません。さらに第1圃場は堆肥散布してフカフカの畑ですので、足を高く上げなくてはなりません。なので太ももと腰はパンパンの重労働です。しかしこれを行うことでハーブが元気に育つのですから頑張らなくては!と気合も入ります!

耕うんして土壌に混合

耕うんして土壌に混合

散布が終わったらトラクターで満遍なく耕うんして土を均一にします。この耕うんは3月のマルチ張りまで繰り返し行い、さらにふっかふかの土に変えていきます。

第2圃場も堆肥散布と耕うんを行い、畑づくりを開始しました。3月には自家製堆肥の追加散布や石灰散布など肥沃性を高める計画です。

<おまけ>
3枚目と4枚目の画像に富士山が写っています。わかりましたか?

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