鮮やかな色をつけた『花の季節』が終わり、『収穫』の時期となりました。11月の肌寒い日に第2圃場の「オウゴン」の収穫を当社の社員と一緒に行いました。
消炎や解熱薬の漢方として知られる「オウゴン」は、漢字表記は「黄芩」で、黄色の根に基づいた名前とも言われています。根のはり方は縦にも横にも伸びており、まるで”朝鮮人参”のようです。その根の部分を収穫するのですが、根をなるべく切らないように手作業で一本一本丁寧に掘り上げるのは大変な重労働です(そのおかげで体が温まり、上着が必要なくなりましたけどね!)。スタッフ8名で22kgほどのオウゴンを収穫し、そして収穫した根は「主根」と「側根」とに切り分け、後日水洗い後、乾燥・細断してエキス抽出テストを実施します。
初夏から断続的に行ってきました年内の収穫作業は終わり、残ったハーブはこれから寒い冬に耐える日々を迎えます。(2012年秋)
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農場だより