農場だより
農場の冬は「八ヶ岳おろし」と呼ばれる強い北風が吹き抜けます。越冬するハーブたちは春までこの環境に耐えなくてはなりません。そのような中、茎が硬い種類のハーブはこの風に負けて根元から折れてしまうことが多くあります。
これらはよくある「枝折れ」とは違って春に新芽の出る箇所もいっしょに折れ、やがて枯れてしまうため、あらかじめ茎を短く剪定(せんてい)する必要があります。このように越冬の手助けをすることで、被害を最小限に食い止めています。(2015年冬)