台風ならびに豪雨の被害を受けられた多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。

　　皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

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今年もこの季節がやってきました。みなさんにお手伝いいただき昨年春から栽培を開始したエキナセア、アルテア、オウゴン。2年間暑い日も寒い日も雨の日も多くのみなさんに支えていただき無事この日を迎えることができました。2年間の愛情で根っこは立派に大きく育ちました！

10月9日は茨城、埼玉、長野からご参加くださいました。（ありがとうございます。）

飛び交う赤とんぼに見守られながら農場ではエキナセア根とオウゴン根の収穫を行いました。前日に茎を刈り取った株はスコップを使いみなさんで一気に掘り起こします。

根っこは広く、大きく育っています。

掘り出した根っこは水洗いした後、不要な茎を切り落とします。

元気に丈夫に育っているので切り落とすのは大変でした。

根塊から不要な茎を切り分けます。

その後、再度水洗いで土をきれいに落とし一旦表面乾燥します。後日化粧品原料用に適したサイズに細断乾燥し、抗菌・抗炎・抗アレルギー作用を強く予感させる愛情に満ち溢れた原草ハーブの完成です。

10月29日は天候が優れないにも関わらず大阪、群馬、新潟から収穫に参加くださいました。（ありがとうございます。）

アルテアとオウゴンも収穫を告る葉色となりました。その根に栄養を十分に蓄えた証です。（10.28撮影）

オウゴンの葉は赤色化し、種もできています。

アルテア根は明野ハーブ農場最大級の大きさ。スタッフが2人がかりでレクチャーします。

掘り上げると自然に笑みがこぼれますね。

木の根と間違うほど大きく育った根っこもありました。

根っこは茎と切り分け黄色いコンテナに集めました。

この粘っこい根っこの中に保湿成分がたっぷり！

アルテア根も水洗い後厳格に細断・乾燥を行い、保湿力たっぷりの化粧品原料に姿を変えて行きます。

冬に向かうこの季節はハーブたちもそれぞれ冬支度を始めます。

変わりゆく季節に応じた変化も農場ハーブ講座の魅力です。

温かいエキナセアティーを飲みながら季節のハーブ講座も開講です。

ご参加いただいたみなさん今年も1年お手伝いいただき誠にありがとうございました。

日ごろの皆様のご理解ご協力に支えらえ農場運営を行っております。

次年度はより魅力的な農場へチャレンジを進めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

＜おまけ＞

明野ハーブ農場の一角にハマメリス（Hamamelis virginiana）を育成しています。昨年紹介した際はまだつぼみでしたが今年はバッチリ開花の画像が撮れました。収れん作用で人気のこの樹木は今回のハーブ講座に満開の花とともに登場しました。（花は錦糸卵に似ていますよ）

マンサクの仲間でハマメリスだけが唯一１０月に黄色い花を咲かせます。