明野ハーブ農場では21種類のハーブを栽培しています。
多くのハーブが6月~7月に花を咲かせます。
農場が一番カラフルになる時期でワクワクします。
今回は農場で咲き誇るハーブの花を一部ご紹介します。
カモミールの代表的な品種である、ジャーマンカモミールとローマンカモミールです。
どちらのカモミールもリンゴのような甘い香りがします。
でも2品種で違いがあります。
花、葉とも香りがするのがローマンカモミール、
花だけに香りがするのがジャーマンカモミールです。
どちらのカモミールも花を化粧品エキスとして使用するので
花を手で一つ一つ摘み取ります。
今年の4月に苗を植えたタイムです。
直径20㎝くらいになりました。
まだまだ小さいタイムですが白い花を咲かせています。
花が咲くと収穫します。
「こんなに小さい時に収穫するの?」
と思われるかもしれませんが、一度収穫すると新たな新芽が伸び
力強く生長します。
白い花が集まって咲いています。
香りは強くありませんがほんのりと甘い香りがします。
セイヨウノコギリソウの花が咲き始めると一面が鮮やかな白色になり
思わず見入ってしまいます。
野草が好きな方は「タツナミソウの花?」と思った方がいるかもしれません。
そうです。オウゴンはタツナミソウの仲間です。
6月の終わり頃から青紫色の花を咲かせます。
名前が「オウゴン」なので金色の花が咲くわけではありません。
根の色が名前の由来です。
根は秋に収穫しますので、オウゴン色の根をお見せしますね。
今年から試験栽培を始めましたナスタチウムです。
前回ご案内したボリジと同じくエディブルフラワー(食べられる花)で
農場でハーブを食べる体験を楽しんでいただこうと栽培を開始しました。
花はピリッとした辛みがあり、
サンドイッチに挟むと味のアクセントになります。
来年も栽培を続ける予定ですので、農場にこられた方は是非お試しください。
次回は農場を一番カラフルにしてくれるエキナセアの花ご紹介します。