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農場だより

地球は生きている2020.02.28

雨が降った翌朝、太陽の日差しで地表面が急激に温められ蒸気が幻想的に立ち上っていました。地球の息吹を感じますね。

雨が降った翌朝、太陽の日差しで地表面が急激に温められ蒸気が幻想的に立ち上っていました。地球の息吹を感じる一場面ですね。

この冬は比較的暖かい日が続き、例年ほど霜柱を見かけないまま2月下旬を迎えました。自宅で10年以上鑑賞用に育てている鉢植えのハイビスカスは土間で冬越させ例年落葉して春に芽吹くを繰り返していましたがこの冬はほとんど葉を散らすことなく緑葉のまま。屋外のジャスミンもすでに蕾が膨みだす事態になっています。ここ10年で冬期の平均気温は平年並みが3年のみで他の年は平年より高く、その中でも3年は異常に高い実態が報告されています。

明野ハーブ農場での営農活動はまだ小さな活動ですが温暖化を抑制するためにも地球規模で緑の消滅を減らし緑化を推し進めCO2の低減に取り組まなければなりません。

薬剤を一切使用しない明野ハーブ農場では冬期にトラクターで耕うんを繰り返し行い土中の病害虫退治に取り組んでいます。あまり知られていませんがこの時期にしかできないとても重要な作業です。

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冬期の圃場整備はこれ以外にも雑草対策や日陰対策もおこないます。周囲の森林も枝が伸び遮光されることで生長への悪影響も出始めていましたので落葉しているこの時期にチェーンソーを持ち込んで該当樹木の幹や枝の伐採を行いました。

大量の落ち葉に覆われた第2圃場。伐採した樹木も埋まり気味です。

大量の落ち葉に覆われた第2圃場。伐採した樹木も埋まり気味です。

切り出した樹木も有効利用し環境整備で農場の土留めに利用したり一部は輪切りにして乾燥させ当社直営店舗ビューティライブラリーでディスプレイに使用したり活用しています。

3月には種まき事前準備としてのマルチ張りをおこないます。

 

 

<春が待ちきれない>

越冬中のエキナセアやアルテア、カモミールには春の訪れがわかっているみたいです。

落ち葉の下で春を待つエキナセアの新芽

落ち葉の下で春を待つエキナセアの新芽

 

最盛期には草丈が2mを超えるアルテアも準備万端

最盛期には草丈が2mを超えるアルテアも準備万端

 

ジャーマンカモミールも逸る気持ちをグッと堪えています。

ジャーマンカモミールも逸る気持ちをグッと堪えています。

春の足音が聞こえてきそうです。

 

 

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