名古屋本社工場において、化粧品の製造管理及び品質管理に関する国際規格 「ISO22716(化粧品GMP)」（※）の認証を2017年3月2日に取得しました。 認証取得により、名古屋本社工場の社内標準がグローバルスタンダードの製造管理及び品質管理として第三者に認められた信頼性の高いものとなりました。 今後も皆様に愛される高品質な製品作りを目指します。 （※）化粧品GMP（Good Manufacturing Practices）化粧品の製造管理及び品質管理に関する技術指針

製品を作るための原料や資材に異常がないか、厳しくチェックしています。自然の素材は、産地や生育環境の違いによって、色や匂いなどが変動するため、品質を一定に保つことが難しいと言われています。原料規格、使用期限を設定することで原料を適切に管理しています。容器や化粧箱のような印刷物については、法律で定められた全成分表示などの表示義務項目をすべて記載しているか事前にチェックしています。その上で印刷内容に間違いがないか、色の濃淡が基準を満たしているかなどを合わせてチェックしています。

工場内では、必要な衛生レベルに応じて3段階のエリア分けを行っています。化粧品の中身を調合・充填するエリアはクリーンルームと呼ばれ、定期的に浮遊している塵などを測定しすることで衛生状態を管理しています。清浄度はクラス10000レベルを維持していますが、これは医薬品製造レベルと同等です。

外部からの虫の侵入を防ぐために、作業を行う部屋の中と外の気圧を調整するなど様々な工夫をしています。

生産工程で作られるすべての製品は、各工程でサンプリングを行い、規格条件を満たしているかチェックをします。一般的には中身の液が完成した段階で一度検査を行い、合格であれば充填工程に移ります。充填・包装された状態で最終検査を行い、合格品だけが製品として出荷されます。