日差しがまぶしく、汗がでるくらい暑い日々がつづいています。
夏に向けてぐいぐいと伸びようとするハーブを見て、ついつい笑みがこぼれます。
ただ、心配事もあります。
暖かくなるにつれて、ハーブに悪さをする虫がどんどん増えてきます。
代表的な虫は「アブラムシ」です。
ハーブの葉や茎の栄養を吸ったり、ウィルス病を運んだりします。
この日、「ゼニアオイ」の葉をめくるとスタッフ皆が目を閉じました。
見たくない物を見てしまいました。
所狭しとアブラムシの姿が!
このままでは生長に悪い影響がでるので早急に対策を取ります。
アブラムシは風通しの悪い環境に発生します。
剪定(せんてい)することで風通しを良くします。
顔を近づけたり、遠くからみたりと視点を変えながら風通しが良くなるように
余分な葉を切り落とします。
その後、仕上げにアブラムシを落とす作業をします。
私達は環境に配慮した有機栽培を実践しているので薬剤は使いません。
葉をひとつ、ひとつ、ひっくり返して水をかけます。
この作業でアブラムシをきれいに落としても完全にいなくなることはありません。
どこからかやって来て、大量に発生することがあると思いますが、
収穫の時まで根気強く、作業を続けていきたいと思います!