「え~~となんだろう・・?」
農場スタッフ3人が頭をひねります。
今日は年末の恒例行事、1年の振り返り会です。
お題は「2021年の大変だったこと」
改めて考えるとなかなか思い浮かびません。
「う~~ん。」と唸っているとはっと気が付きました。
「大変だったことは達成感があり楽しかった記憶がある!」
と言う訳でお題を「2021年大変でも楽しかったこと」へ変更。
皆で話し合った結果をランキング形式で3位~1位まで紹介します。
第3位 「土をフカフカに! もみ殻を運ぼう」
固まりやすい農場の土をフカフカにするため、お米の殻「もみ殻」を農場の土と混ぜました。
有機JASで使用可能な物を近所の農家さんから分けていだくことになり、農場まで運搬しました。
この時期は、収穫作業が立て込み時間がありませんでした。
小関:3メートルを超えるもみ殻の山を1日で僕たちの農場まで運べるかハラハラしながら作業をしました。
小関 : トラクターでもみ殻をすくって、軽ダンプに積み込む作業を担当しましたが、
1日中トラクターに乗り続けたのは初めてで最後はヘトヘトでした。
でも、計画通りにやり遂げ、達成感がすごくありました。
当日の詳しい様子にご興味がある方はこちらをご覧ください。
第2位 「夏の長雨は本当に焦った!」
今年の農場は8月末まで雨が降り続けました。
ハーブの大敵は長雨と湿気が多い環境です。
湿気が高いと、ジトっとした空気がハーブの周りに漂い枯れる原因となります。
対策として風通しをよくするために剪定(せんてい)が大切ですが、これが苦戦しました。
荒木 : 予想以上の長雨で剪定が難しかったです。
剪定が強くて枯れる。一方で剪定が弱くて枯れることもあり試行錯誤の毎日でした。
太陽が早く見たいなと心底思いました。
8月の長雨以外は晴天になることが多くて助かりました。
ハーブを枯らしてしまう悔しい経験となりましたが、剪定の改善点を話し合えたので、来年の栽培に活かしていきます。
第1位 「収穫作業量がコロナ前の約2倍!」
新型コロナウィルスが発生する以前は沢山のお客様に農場に来ていただき収穫作業を一緒に行いました。
今年はスタッフ3人で作業をするしかありません。
収穫がピークを迎える6月~7月後半、10月~11月まで目に見えて忙しくなりました。
山口 : 以前にも増して事前にシミュレーションをして、なんとかやり遂げることができました。
達成感があり楽しかったですが同時にお客様の力が身にしみました。
3人で黙々とするのもいいですが、沢山のお客様とワイワイ収穫するのはやっぱり楽しいですね。
状況が許せば来年はお客様に農場に来ていただきたいですね。
というわけで2021年大変! でも楽しかったランキング3位~1位をご紹介しました。
今年の良かったこと悪かったことをチームでしっかり共有して、改善を積み重ねていきます。
来年も予想外のことが起こる可能性がありますが、チームで協力して乗り越えていきたいと思います。